サンボマスターが、ツアーファイナルで帰ってきた！
2021年1月に有観客で予定されていた横浜アリーナライブが無観客のオンラインライブとなってしまい、ようやくワンマンツアーを敢行していたサンボマスター。そんな矢先にヴォーカルの山口隆が、まさかの網膜剥離で緊急入院。
一時はどうなることかと思いきや、2021年12月5日のZepp Divercityでのツアーファイナルで完全復活。サンボマスターが3人揃って我々に元気な姿を見せてくれました。
自分がサンボマスターを好きになった理由は、まだ音楽ライターをやっていなかった頃にさかのぼります。当時の職場に、音楽雑誌の編集部から転職してきた女子がいて「仕事でたくさんのアーティストのライブを観てきた」という話を聞きました。そこですかさず「ファンとか好きとかじゃなかったけど、ライブ観て好きになっちゃったアーティストとかっている？」と質問したところ、彼女が迷わず答えたのが「サンボマスター！」。
そんなにサンボマスターはヤバいのか。一見、女子受けしそうもない彼らが女子のハートをわしづかみにしてしまった理由はなんなんだ？
それから数年が経ち、初めて生でサンボマスターのライブを観た瞬間。その理由は一発でわかりました。
自分も初めて生で彼らのライブを観たその日から、サンボマスターにどっぷりハマってしまい大好きなバンドになってしまいました。
ぶっちゃけオレはジョン・レノンみたく「愛」とか「平和」とか「愛してる」とか言うアーティストって大嫌いなんだけど、サンボの山口くんは別格。彼がその言葉を発すると不思議とピュアに胸を打つ。イケメンだったりスカしたアーティストが言ったら石ころみたいに白けて聞こえそうなしまいそうな言葉でも、彼が叫ぶと魔法がかかったようにズシリと重みのあるメッセージになる。これは才能以外の何物でもない。
シンプルだけど、直球で心を打つロック。そして山口隆のMC。これがサンボの魅力。そんな彼らの魅力をトークで語ってみました。
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