ヴィム・ヴェンダースの代表作のレストア版上映が、渋谷のBunkamuraル・シネマを皮切りに全国の劇場で順次開催。
というわけで「パリ、テキサス」をスクリーンで初鑑賞してきました。
最初にこの映画を観たのはミニシアターブームだった90年代のこと。当時観た時は、このちょっと変わった切り口の展開がすんなり飲み込めなかったものの、ライ・クーダーのテーマ曲とロードムービーならではの映像美は鮮烈に心に刻まれました。
そして2021年夏。
大好きなアーティスト、向井秀徳の久しぶりのワンマンライブに行った時のこと。彼が唐突に「パリ、テキサス」のテーマ曲をアドリブでパフォーマンスし「久々に観たこの映画がとても良かった」とMCで語りました。
そりゃ、改めて観るっしょ!
というわけで、鮮明な画像に生まれ変わったBlu-ray映像で改めて観直した「パリ、テキサス」は…。
映像と音楽の融合。父と息子の邂逅の経緯。そして元妻との不器用なコミュニケーション。随所に目に付く矛盾も含め、どのシーンも愛おしさ溢れた作品だということを改めて実感しました。
Podcastでは、そんなこの作品の魅力を語っています。ぜひ、音声でもお楽しみください!
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